
「サラザン」とはフランス語で蕎麦のこと。フランス菓子の「チュイール・ダンテール」という薄く網目状に焼くお菓子に、蕎麦の実を合わせてみました。
食事としてのお蕎麦や蕎麦茶は大好きですが、お菓子の素材にという観念はなかったので、蕎麦の実をお菓子に使ったのは今回が初めてです。
実は、このお菓子を作るに至ったイキサツがちょっとあるんです。
8月11日の枚方五六市には出店しなかったので、偵察も兼ねて遊びに行きました。その日出店していた「手打ち蕎麦 うめはら」さんの所で、そばビスコッティを試食したらすごく美味しくて、「これ、フランスの味です~!!」って絶賛してたら、お店の奥さんが色々と試食させてくれて、煎った蕎麦の実も食べさせてくれました。その香ばしさと歯ごたえに、「これ素材に使えるわ~」って思いつき即買い!「これで何か作って次回の五六市に出します!」って宣言したんです。
そのまま蕎麦の実を食べるだけでもすごく美味しくて、「何に合わせようかな~」って考えながら味見してると、ついつい味見が進んでしまい、お菓子素材のはずがオツマミ状態に。。。
カリカリっとした食感と香りを生かすには、短時間でパリッとした食感のものがいいなぁ・・・

出来上がった蕎麦チュイールは、網目の間から向こうが見える位とっても薄くて、パリパリっと壊れてしまう儚い食感。元々このチュイールは焦がしバターが入って生地だけでも香ばしくて美味しいものですが、そこに蕎麦の実の香ばしさが加わって、もうメチャ旨です~



少しだけですが五六市でも販売しようと思います。そして、うめはらさんにも差し入れして食べてもらおう~♪と嬉しくなってきました。
ただ、この極薄なお菓子はとってもデリケートで、包装や運搬で割れるし、この時期は特に湿気るし。。。実際に販売用に並べられるのはごくわずかかもしれません。
次回も出せるように、またうめはらさんで素材(≒おつまみ)仕入れてきます~

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