今日は夕方から生憎の雨でしたね。
でも、気温はそれほど下がってないみたいで、冷たい雨にならずに良かったです。
来週末くらいからグンと気温が低くなるようですが、冷え性の私としては、今くらいの動きやすい気温が一日でも長いほうが有り難いなぁとワガママにも思っちゃいます。
冬が本番の菓子屋の言うセリフではないですけどね
さてさて、写真は今日から並んだオペラです。
ビスキュイジョコンドというアーモンドたっぷりのコクのあるスポンジに、コーヒーシロップをたっぷりうって、コーヒーのバタークリームとガナッシュクリームとを層に重ねた、フランスの伝統的なケーキです。
バタークリームとガナッシュというだけでも、「重たいケーキ」のイメージになりますが、バタークリームは水分を限界まで入れてしっかり泡立てているので、クドく無くて滑らかですし、ガナッシュクリームはビターチョコで作っているので甘過ぎず、全体をコーヒーのほろ苦さがまとめていて、見た目に反してスルッとイケるケーキです。
このオペラにしても、先週から登場したサンマルクにしても、深い旨味があるのに、重過ぎないしクド過ぎないと、召し上がった皆様から大好評です。
本来のレシピ通りに伝統に則って作ると、きっとクドいケーキになると思うんですが、私は「どれだけ忠実に伝統菓子を作るか」よりも「その基本を取り入れてどれだけ更に美味しく出来るか」に注力するので、他にはない、さぶるー流の伝統菓子になっていると思います。
是非召し上がってみて下さいね。
それでは明日のメニューです。
ショーケースには、
・タルトショコラモンブラン(新作。ガナッシュタルトと栗の組み合わせ。14時頃~)
・オペラ(新作。コーヒーとチョコの伝統菓子)
・タルトアルザシアンポワール(新作。白ワインのクリームと洋梨のタルト)
・安納芋タルトレット(新作。残少)
・サンマルク
・グランティラミス
・スフレフロマージュブラン
今日のピンチヒッター的ケーキだった、キャラメルポワールのロールケーキ、かなりご好評でした。
また機会があれば作ります。
代わりまして、今週のもうひとつのチョコ系とお伝えしていたのは、栗と組み合わせたタルト。
栗好きの方々からの熱いご要望に(少しだけ)お応えして、またまたモンブランもどき(!?)です。
並ぶのは少し遅れて14時頃を予定しています。
ショーケース上は、
ごま塩全粒粉スコーンと、紅玉パイ。
焼き上がり時間は、両方とも13~14時の予定です。
パイは今期初登場です。
パイをお出しできるなんて、気温が下がってきた証拠ですねぇ。
焼き菓子棚は、
青レモンケーキが少なくなってきました。相変わらずの人気独占状態です。
そして、包装出来次第になりますが、随分随分久しぶりの、ラムショコラが並びます。
バルサミコ酢に漬けたカシスをたっぷり使ったチョコケーキ。
こちらもハマる方の多い人気者です。
明日も一日中雨が降るようですが、気分の上がる旨いスイーツを沢山ご用意してお待ちしております!
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